大垣女子短大「4年制」構想 看護学科 西濃の病院と連携 − 岐阜新聞 Web
大垣女子短大「4年制」構想 看護学科 西濃の病院と連携
2017年01月04日08:29

 昨年1月から学校法人の合併に向けて協議を進めていた岐阜経済大(大垣市北方町)と大垣女子短期大(同市西之川町)は、各大学を運営する学校法人を統合し、4月から新法人「大垣総合学園」として船出する。今月半ばにも文部科学省の認可が下りる見通し。大学自体の統合は先送りとなったが、今後、大垣女子短大の看護学科(3年制)を4年制大学にする構想もあり、大学改革を本格化させる。岐阜新聞の取材に複数の関係者が明らかにした。

 岐経大が創立50周年を迎える今年、西濃地域の学園都市構想が大きく動き出す。

 少子化で大学間の学生獲得競争が激しさを増す中、経営基盤を強化して互いの専門性を生かした改革に踏み切ろうと、両大は昨年1月に合併協議のテーブルに着いた。

 大学自体の統合は先送りとなったが、新たに大垣女子短大の看護学科を「大垣女子大学」として4年制大学化する構想が浮上。一つの学校法人が2大学と1短大を運営する方向。実現に向けて有力大の看護系学部から全国的な知名度のある教員を招くという。

 看護系大学では、看護実習の受け入れ先病院の確保が課題となる中、地元の大垣市民病院や博愛会病院との連携をこれまで以上に強め、地域一体型の教育を売りにする考え。スポーツ強豪校の岐経大との連携で、スポーツ医療や栄養学などの面で相乗効果を望む声もある。

 4月から岐経大では、前大垣北高校長が副学長に就任する予定で、受験生獲得の手腕にも期待が集まる。

 また、地域の子育て支援の充実や保育士不足に対応するため、大垣女子短大3年制の幼児教育学科の2年制化も検討する。