説明会に3陣営出席 美濃加茂市長選 − 岐阜新聞 Web
説明会に3陣営出席 美濃加茂市長選
2017年01月07日08:47

 受託収賄などの罪に問われ名古屋高裁で逆転有罪判決を受けて上告している岐阜県美濃加茂市の藤井浩人前市長(32)=当選1回=の辞職に伴う出直し市長選(22日告示、29日投開票)で、立候補予定者説明会が6日、同市太田町の市生涯学習センターであり、藤井氏と新人2人の計3陣営が出席した。新人の1人は、出直し選を「乱暴な信任投票」と批判し、出馬の準備を進めている。出直し選は選挙戦となる可能性が高まり、藤井氏の政治姿勢への賛否が一つの焦点となりそうだ。

 出席した新人は、市民活動グループ代表の鈴木勲氏(72)=美濃加茂市太田本町=と喫茶店経営の小野正勝氏(67)=同市下米田町=で、いずれも無所属で出馬する考えという。

 藤井氏は昨年12月、法廷闘争を続けながら市長職に当たることに「市民の信を問いたい」と辞職し、出直し選への出馬を表明した。

 一方、鈴木氏は取材に、藤井氏が再選した場合は公選法の規定で任期が1期目の残り(6月1日まで)であることに触れ「(任期4年の)新人候補と対等に政策ビジョンを論戦できない不公平選挙となる」と主張。出直し選を「乱暴な信任投票」とし「藤井氏が出馬を取りやめた場合や、しっかりとした公約を持つ別の対抗馬が出る場合は出馬を控えたい」とも述べた。

 小野氏は取材に、藤井氏の辞職や出直し選については「評価も批判もしない」とし、「1年ほど前から市長として社会貢献がしたかった」と述べた。「(鈴木氏と)話し合いを持ちたい」と、一本化の可能性に含みをもたせた。

 また、市議補選(欠員1、22日告示、29日投開票)の説明会には、いずれも無所属新人の4陣営が出席した。