アニメ舞台で連合結成へ PR効果の向上狙う − 岐阜新聞 Web
アニメ舞台で連合結成へ PR効果の向上狙う
2017年01月07日09:25

 大ヒットアニメ映画「君の名は。」をはじめ、映画ゆかりの地として岐阜県が注目を浴びる中、飛騨市と岐阜市、大垣市が発起人となって県内市町村による広域組織「(仮称)ぎふアニメ聖地おもてなし連合」が結成されることが6日、分かった。連携によるPR効果の向上を狙うほか、ファンがゆかりの地を訪ねる“聖地巡礼”ならではの観光客の受け入れ方を探る勉強会も開く。来週にも県内全市町村に文書で参加を呼び掛け、2月上旬に設立総会を開催する。

 飛騨市は「君の名は。」、岐阜市は「ルドルフとイッパイアッテナ」、大垣市は「聲(こえ)の形」で舞台のモデルとなり、3市には県内外から大勢のファンが訪れている。“巡礼者”は同じく県内がモデルのアニメ「氷菓」「のうりん」などのゆかりの地にも立ち寄っていることから、飛騨市の都竹淳也市長が昨年秋に「連合」結成を他の首長に呼び掛けた。並行して3市が設立準備会を立ち上げ、事務レベルで協議していた。

 岐阜市は複数のアニメとのタイアップを図るなどサブカルチャーを活用したシティプロモーションに力を入れており、細江茂光市長は「(連合だからこそ)巡礼者に回遊してもらうために有効な策が打てる。一体での情報発信も魅力」と広域連携の強みを語る。

 飛騨市は、“聖地”を訪れたファンらがキャラクターの喜びや感動、苦労などを追体験することに喜びを感じていることに着目。“巡礼”を一過性に終わらせないためには新たな受け入れ方の模索が必要として、複数の市町村で最善策を練っていきたい考え。都竹市長は「(サブカルなどに)詳しい研究者を講師に招いたり、県外の聖地巡礼の事例を学んだりする勉強会を開き、聖地それぞれのまちづくりに生かしていきたい」と話している。