細寒天に息吹 恵那市山岡町で生産ピーク − 岐阜新聞 Web
細寒天に息吹 恵那市山岡町で生産ピーク
2017年01月11日08:38
写真:細寒天に息吹 恵那市山岡町で生産ピーク
干し台に並べられ、朝日を浴びる細寒天=10日午前8時20分、恵那市山岡町下手向

 細寒天の全国生産量の8割を占める岐阜県恵那市山岡町で、細寒天を干し台に並べる「突き出し」の作業が最盛期を迎えている。

 同町下手向の金八寒天産業=中嶋一昇さん(68)経営=でも10日早朝、氷点下の寒さの中、従業員6人が作業を行った。田んぼの一面に設置した干し台に、テングサを煮詰め、ろ過して固めた寒天を天筒と呼ばれる器具に挿入、細長く突き出して並べていった。

 昼夜の寒暖差を利用して作る細寒天は干し台で10日間ほど乾燥、凍結を繰り返し、水分を抜いて仕上げる。

 中嶋さんは「雨がなく、冷え込みもそこそこで作業は順調に進んでいる。今季はまずまずの出来」と話した。作業は2月中旬まで続けられる。

 県寒天水産工業組合に加盟する同町の細寒天製造業者は10社あり、主に全国の和菓子店に向けて出荷している。