ナベヅル、とり年の祝い 安八町に親子3羽 − 岐阜新聞 Web
ナベヅル、とり年の祝い 安八町に親子3羽
2017年01月12日07:41
写真:ナベヅル、とり年の祝い 安八町に親子3羽
田んぼにたたずむナベヅルの親子=11日午前、安八郡安八町内(同町提供)

 冬にシベリアなどから日本に飛来する渡り鳥ナベヅルの親子3羽が、昨年末から岐阜県安八郡安八町内の田んぼを餌場にして、とどまっている。仲むつまじい姿が住民らを和ませている。

 場所は揖斐川沿いで、周囲に住宅などはない。ナベヅルは多くが鹿児島県出水市で冬を越し、2月中旬ごろから繁殖地のシベリアなどへ移動する。日本野鳥の会岐阜の大塚之稔代表によると、過去数十年間で県内での目撃は2010年の海津市と、1年前の同町などでの2例のみという。

 1年前、同町に飛来した際は1日ほどしか見られなかったが今回は2週間以上とどまっている。

 大塚代表は「近くに外敵の来ないねぐらがあり餌場も近いので居着いたのでは」と話している。

 11日にも、地面をつついて落ちた穂や軟らかい草などを食べる姿が見られた。「とり年で縁起もいいので、遠くから温かく見守ってあげて」と呼び掛けている。


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