FC岐阜、大木新体制を発表 新戦力11人 − 岐阜新聞 Web
FC岐阜、大木新体制を発表 新戦力11人
2017年01月13日08:57
写真:FC岐阜、大木新体制を発表 新戦力11人
記者会見で大木監督(前列)とともに記念撮影する新加入の選手やコーチ=岐阜グランドホテル

 J2のFC岐阜は12日、今季の新体制を発表し、チーム編成などを明らかにした。就任1年目の大木武監督の下、新加入選手は11人。契約更新した選手を合わせて計24人で今季を戦う。大木監督や宮田博之社長、新加入選手ら13人が岐阜市内で会見を開き、目標とするJ2中位以上に向けての意気込みを語った。

 昨季は最終節まで残留争いに巻き込まれるなど、チームは長年低迷を続けてきた。今季はJ2参入10年目の節目で、上位争いを見据えたチームづくりを進めるため、大幅な刷新を図った。MFの庄司悦大やシシーニョを筆頭にGK1人、DF4人、MF4人、FW2人を補強し、合計人数は、昨季の新体制時に比べて5人減と人員整理も断行。新スローガンは「挑戦〜Challenge〜」に決まった。

 クラブの宮田博之社長は、昨季の残留争いに触れながら「(昨年を教訓に)今年は上位にいくための基盤をつくる年」と決意を表明。大木監督については「日本代表コーチやJ1、J2の監督を歴任し、FC岐阜を高みに引っ張れるキャリアがある」と期待を寄せ、「大勢のサポーターに来てもらえるように、魅力あるスタジアムにもしていきたい」と集客に力を入れる姿勢も示した。

 今季初練習は13日、岐阜市北西部運動公園で行う。背番号などは1月22日のサポーター向けイベントで発表する。

◆補強の目玉に司令塔の庄司

 監督、選手の顔ぶれが大幅に変わった新しいFC岐阜がお披露目された。2005年に甲府をJ1昇格に導いた大木監督の就任をはじめ、山口の司令塔だった庄司、元21歳以下スペイン代表シシーニョといった実力者の獲得に成功。全選手の力を集結し、飛躍を期すシーズンにしたい。

 13年の京都監督以来、4年ぶりにJ2監督に復帰する大木監督は開口一番、「非常にわくわくしている」と現在の心境を語った。就任の打診があった際は2日間ほど悩んだと明かしたが「Jのクラブから声を掛けてもらえたことがうれしかった。岐阜のイメージを一新するようなシーズンにしたい」と抱負を口にした。

 これまでの岐阜のイメージを、新指揮官は「なかなか上位にいけないチーム」と評価。チーム力を上げるためには毎日の練習が大切だと強調し「(試合中に)選手が休む時間をなくしたい」と、攻守の切り替えの速さや諦めない姿勢の浸透を最優先課題に挙げた。また、開幕前までの期間を「ここの準備で(結果の)7割ぐらいが決まる」と重要視し、13日の初練習やキャンプを心待ちにした。

 今回の補強の目玉になった庄司は、他クラブのオファーを蹴って岐阜にきた。「一番自分のことを必要としてくれた」と入団を決めた理由を話し、得意とするパスでチームへの貢献を誓った。