おくひだ1号、10年ぶり自走 4月イベント − 岐阜新聞 Web
おくひだ1号、10年ぶり自走 4月イベント
2017年01月26日08:51
写真:おくひだ1号、10年ぶり自走 4月イベント
4月のイベントに向けて、報道関係者に「おくひだ1号」のエンジン起動を公開する関係者=飛騨市神岡町船津、旧神岡鉄道神岡鉱山前駅

 2006年11月に廃線となった旧神岡鉄道(岐阜県飛騨市神岡町)の旅客車両「おくひだ1号」が、今年4月8、9の両日、同町で開催される鉄道イベント「ロストラインフェスティバルin神岡」で、約10年4カ月ぶりに再び走行することになった。

 イベントは、同鉄道の施設を所有する飛騨市と、レールマウンテンバイクを運営する地元のNPO法人神岡・町づくりネットワークが合同で企画。復活する車両の記念乗車会や、全国の廃線鉄道利活用事業者らとの連携協議会の設立などが計画されている。

 おくひだ1号は長さ18メートル、幅2・8メートル、重量28・5トン。定員110人のディーゼル車で、廃線後は同鉄道旧神岡鉱山前駅の車庫に保管されていた。

 4月8日は午前10時に車庫を出発。旧奥飛騨温泉口駅まで約3キロを1時間かけて自走する。同駅と旧神岡大橋駅の約700メートル間で地元の小学生や公募による記念乗車会(無料)を実施し、数回往復する。

 おくひだ1号は、秋まで旧奥飛騨温泉口駅に展示する。同法人の鈴木進悟理事長は「全国に数多くある廃線鉄道の自治体や関係者と連携しながら、利活用の方法を探っていきたい」と話した。

 問い合わせは同法人事務局、携帯電話090(2454)1506。