アニメで振興 「ぎふ聖地連合」誕生 − 岐阜新聞 Web
アニメで振興 「ぎふ聖地連合」誕生
2017年02月04日08:42
写真:アニメで振興 「ぎふ聖地連合」誕生
ぎふアニメ聖地連合を発足し、握手を交わす都竹淳也飛騨市長(左)と、細江茂光岐阜市長=岐阜市長良、岐阜グランドホテル

 アニメーションを活用して地域振興に取り組む「ぎふアニメ聖地連合」が3日、8市町が参加して発足した。ファンがゆかりの地を訪ねる“聖地巡礼”ならではのもてなし方について連携して研究を進める。

 映画「君の名は。」で舞台のモデルとなった飛騨市、「ルドルフとイッパイアッテナ」の岐阜市、「聲(こえ)の形」の大垣市が発起人となり、県内の市町村に参加を呼び掛け、多治見、恵那、美濃加茂、下呂市と安八郡輪之内町が加わった。

 聖地巡礼という新たな観光形態に、どう対応すれば満足度が高まるかを探る。都竹淳也飛騨市長によると、従来の観光では看板などでスポットへいざなうのがおもてなしだったが、聖地巡礼では「ここが聖地です、との表示は望まれない。探す楽しみがなくなるから」と。きめ細やかな案内は「押しつけがましくなり、逆にマイナス」という。

 今後は、アニメの活用策に詳しい専門家らを招いた学びの場を定期開催するほか、聖地巡礼の先進地を視察。加盟自治体が成功、失敗事例を共有し、聖地巡礼ならではのもてなし方を磨く。

 発足式は岐阜市内のホテルで開かれ、加盟市町の担当者や、加盟を検討する本巣、瑞穂、海津市と羽島郡笠松町、揖斐郡池田町の関係者ら約50人が参加。初代会長に都竹市長が就き、「“聖地で写真を撮ってSNSにアップする観光”に合わせた観光地づくりで、新しい観光の流れをつくりたい」とあいさつした。今後も参加自治体を受け入れていく。