大腸がん検診無料化 県、新年度から補助 − 岐阜新聞 Web
大腸がん検診無料化 県、新年度から補助
2017年02月06日08:44

 岐阜県は新年度から、市町村が行う大腸がん検診を受ける際の自己負担分を全額補助する。がんの早期発見、早期治療につなげる狙い。

 厚生労働省の2013年度国民生活基礎調査や国立がん研究センターによると、県内の大腸がん検診受診率は37・2%と全国平均の37・9%を下回り、県内の75歳未満の大腸がん死亡率は10万人当たり10・2人となっている。

 大腸がん検診は、自宅で便を採取し、市町村指定の医療機関に持ち込んで検査。ほかのがん検診と比べて簡易な方法で受けられ、自己負担額も数百円程度だが、周知されていないのが現状という。

 そこで県は、市町村を対象に、検診にかかる自己負担相当額を補助して受診を促す。3年間で約15%の受診率アップを目指す。

 また、市町村と連携し、イベント会場での啓発や市民向け講演会の開催など大腸がん検診の意識を高める取り組みも進める方針。関連予算として約5800万円を見込む。

 県の担当者は「大腸がん検診の必要性を理解してもらい、早い段階での発見、治療につなげてもらいたい」としている。