米、郡上合宿を検討 20日にコース視察 平昌五輪 − 岐阜新聞 Web
米、郡上合宿を検討 20日にコース視察 平昌五輪
2017年02月10日08:00
写真:米、郡上合宿を検討 20日にコース視察 平昌五輪
米国の五輪委員会が視察する「デイリー郡上・牧歌の里クロスカントリーコース」。昨年、全日本スキー連盟公認コースとして開設された=1月、郡上市高鷲町鷲見

 岐阜県郡上市は9日、来年の韓国・平昌冬季五輪の距離、ハーフパイプの事前合宿地として検討するため、米国の五輪委員会が20日、市内を視察に訪れると発表した。県内で同五輪の合宿地として検討されるのは初めて。昨年、全日本スキー連盟の公認を受けてクロスカントリーコースを開設して進める市の「クロカンのまちづくり」に拍車がかかることが期待される。

 市によると、視察するのはリオデジャネイロ五輪などで米国選手をサポートしたランディ・ウィルバー委員ら4人。同市高鷲町の「デイリー郡上・牧歌の里クロスカントリーコース」と「高鷲スノーパークハーフパイプ」を訪れ、施設状況を確認した後、日置敏明市長と面談も行う。

 同コースは5キロコースで、来年2月、15年ぶりに県開催される全国高校スキー大会の会場地でもある。市では同大会開催を契機に競技振興を図ろうと、元五輪選手の指導でジュニア育成に着手した。

 ハーフパイプは長さ150メートル、高さ6・7メートル、幅22メートル、斜度18度と全国有数の規模を誇る。2008年から2年連続でスノーボードワールドカップを開催した実績を誇り、14年ソチ五輪銅メダリストの平岡卓さんがホームゲレンデとして練習していた。

 市は県と連携して、昨年春ごろから、米国五輪委員会に直接働き掛けており、昨年末に委員会から視察したいとの回答があった。

 同市教育委員会スポーツ振興課の鷲見与保課長は「ともに世界に誇れる施設、郡上を発信していきたい」と話している。