老舗旅館に熱い視線 「飛騨みんぱく」スタート − 岐阜新聞 Web
老舗旅館に熱い視線 「飛騨みんぱく」スタート
2017年02月17日08:10
写真:老舗旅館に熱い視線 「飛騨みんぱく」スタート
7代目おかみの池田加津美さん(右から2人目)から建物の説明を受ける参加者=飛騨市古川町向町、八ツ三館

 岐阜県飛騨市の各所で地域の文化などを体験してもらうイベント「飛騨みんなの博覧会」(飛騨みんぱく)が16日、スタートした。初日は同市古川町向町の老舗旅館八ツ三館で行われ、参加者は館内の見学やランチなどを楽しんだ。

 飛騨みんぱくには全部で10の体験プログラムがある。近年、地方創生の取り組みとして注目されている地域体験交流イベント「おんぱく」の手法を参考に、市が昨年から準備してきた。

 八ツ三館は江戸時代末期の安政年間に創業され、約160年の歴史がある。イベントは「老舗旅館をまるごと探検」と銘打ち、地元住民ら10人が参加した。

 7代目おかみの池田加津美さん(67)の案内で、1905年建築の由緒ある玄関や、飛騨の匠(たくみ)の技が光る大広間、浴場、客室などを興味深げに見学した。また、ランチタイムには、自家製朴葉(ほおば)みそや温野菜、焼き魚など同館自慢の朝食が出された。

 参加者の山田恵さん(51)=同市神岡町上小萱=は「昔のものを大事に残していることに感心した。機会があれば泊まってみたい」と話した。