五色ケ原に新散策道 18年度中公開目指す − 岐阜新聞 Web
五色ケ原に新散策道 18年度中公開目指す
2017年02月25日08:26
写真:五色ケ原に新散策道 18年度中公開目指す
豊かな自然を楽しめる五色ケ原の森。高山市は新年度、原生林を散策する新ルートを整備する=2015年5月、高山市丹生川町

◆原生林巡る6キロ

 岐阜県高山市は新年度、同市丹生川町の乗鞍岳の麓の五色ケ原の森に、新たな散策ルートを整備する。国内有数の原生林を巡るコースで、今年の冬までに整備を終え、2018年度中の利用開始を目指す。

 同森は中部山岳国立公園に指定。現在は、標高1350〜1700メートルの滝を巡るコースと樹林帯を歩くコースの遊歩道が整備され、ガイド同伴で有料一般公開されている。

 新ルートは現コースより山奥の標高1650メートルに位置する岩魚見(いわなみ)小屋を発着点に、白川や黒川などの清流に沿って標高1950メートル地点までを巡る約6キロ。乗鞍スカイライン開通まで利用されていた乗鞍岳西側の登山道や、昭和30年代に林野庁が整備した旧乗鞍林道なども活用。シラビソやクロベなどの原生林を散策できる。現コースと同様、ガイド付きで有料一般公開する。

 新年度予算案には、木道の整備や利用客の休憩所や避難所となる山小屋の設置などに総額1億2750万円を盛った。市担当者は「原生林の魅力や乗鞍の歴史が感じられるコースにしたい」と話す。