緑の勇者、魂見せた サポーター「今年は違う」 − 岐阜新聞 Web
緑の勇者、魂見せた サポーター「今年は違う」
2017年03月05日09:10
写真:緑の勇者、魂見せた サポーター「今年は違う」
「名岐ダービー」の初戦、先制ゴールに沸き上がるFC岐阜サポーター=4日午後3時39分、愛知県豊田市、豊田スタジアム

 今年は違う。注目が集まった初の「名岐ダービー」で、約1600人の緑のサポーターらは確信した。サッカーJ2のFC岐阜は4日、愛知県豊田市の豊田スタジアムで行われた名古屋戦を1―1で引き分けた。昨年までJ1の相手に試合終了間際までリードする互角以上の戦いを見せたイレブン。約2万人の真っ赤な相手サポーターで埋め尽くされたスタンドで、負けじと声援を送った岐阜サポーターは沸き上がった。

 名岐ダービーの第1戦だけに駆け付けたという中学生(13)は「元日本代表もいる強い相手。一致団結して声援を送りたい」と気合十分。サポーターらは試合前から「緑の勇者、誇りを胸に戦え」と肩を組んで声援を送るなど勝利に向けて一つになった。

 敵陣でボールを支配する押し気味の展開。前半は得点を奪えなかったが男子高校生(18)が「必ず、点を取ってくれるはず」と語ったようにゴールへの機運は高まっていった。

 後半34分、願いが通じた。FW田中パウロ淳一選手が劇的な先制ゴールを決めるとサポーターは抱き合って喜び、涙を流す姿も。終了間際に同点を許し、勝利こそ逃したがスター軍団相手に大奮闘した選手たちへの拍手はやむことがなかった。

 女子高校生(16)は「得点の時は涙が止まらなかった。追い付かれても、諦めずに最後まで勝利に向けて攻め続ける姿勢に今年の岐阜は違うぞと思った」と興奮気味。男性会社員(36)は「カウンターしかなかった昨年とは違い、今年はボールをしっかりとつないでいる。次は必ず勝てる」と次戦のホームでの今季初勝利を確信していた。


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