田中さん(中津川市立第一中)団体「金」 カヌーアジア選手権 − 岐阜新聞 Web
田中さん(中津川市立第一中)団体「金」 カヌーアジア選手権
2017年03月08日08:53
写真:田中さん(中津川市立第一中)団体「金」 カヌーアジア選手権
国際大会で、金メダルを勝ち取った田中雄己さん=中津川市駒場、市民プール

 カヌー・スラロームのアジア選手権(2月20〜26日・タイ)に日本代表として初出場した岐阜県中津川市立第一中学校3年の田中雄己さん(15)が、選抜の団体種目で金メダルを勝ち取った。個人種目でも暫定結果で全体の4位、18歳以下では2位につける好成績を収めた。4月から高校生になる田中さんの次なる目標は国体出場。国際舞台で培ったパドルさばきで国内の頂点を目指す。

 カヌー・スラロームは、渓流の上につるされたゲートを通過しながら下流のゴールまでのタイムを競う。日本は2020年の東京五輪を見据え、アジア選手権を中学生から大学生までの若手8人で挑んだ。田中さんは「カヤック」の男子シングルに出場し、3人一組の団体種目にも8人の中から選抜されて出場した。

 個人種目は最終的な公式記録が出ていないが、中国、ウズベキスタン、台湾の選手に続く4位。そのうち、18歳以下ではウズベキスタンの選手に次いで2位だった。団体種目は大学生選手らとチームを組み、アジアの頂点をつかんだ。

 「アジアは越えられない壁ではないと思った。日本のレベルは高いので、国内で勝つことが世界最高峰の欧州のレベルに近づく」と目標が明確になった田中さん。高校進学後も中津川市民プールを練習拠点とし、元日本代表の国体選手加藤哲平さん(34)=同市=の下でトレーニングを重ね、国体につながる4月の富山県での大会に照準を合わせる。

 ライバルは身近にいる。「予想以上に哲平さんの壁が高い。早く追い抜いて国体に出たい」と意気込む。