信長の東美濃攻略を漫画化 ゆかりの1市2町 − 岐阜新聞 Web
信長の東美濃攻略を漫画化 ゆかりの1市2町
2017年03月10日08:40
写真:信長の東美濃攻略を漫画化 ゆかりの1市2町
織田信長の東美濃攻略を題材にした歴史漫画「夕雲の城」の一場面(富加町教育委員会提供)

 織田信長の東美濃攻略にゆかりのある岐阜県美濃加茂市と加茂郡富加、坂祝の2町は、同攻略を題材にした歴史漫画「夕雲の城」を制作した。4月1日の一般販売を前に、3月11日に富加町の刊行記念イベント、12日の坂祝町公民館祭りで先行発売する。

 東美濃攻略は、信長が稲葉山城(岐阜城)を攻める2年前の1565年に繰り広げられた。旧跡となっている坂祝町の「猿啄(さるばみ)城」や富加町と美濃加茂市境の「堂洞(どうほら)城」のほか、同町の「加治田(かじた)城」が舞台となったという。

 みのかも定住自立圏共生ビジョン事業で連携する3市町が、共有する歴史を広くPRしようと企画。関係学芸員らが史料などを基に物語を作り、揖斐郡池田町の漫画家渡辺浩行さんが描いた。

 漫画はA5判で234ページ。史料や東美濃攻略の考察も郷土史家らの協力を得て添えた。1万冊を刊行し、税込み500円。美濃加茂市の「みのかも文化の森」、富加町の郷土資料館、坂祝町の中央公民館で販売する。3市町の公立小中学生には配布予定。

 11日午後1時〜同3時15分はタウンホールとみかで、記念講演やトークセッションを開催(参加無料)。12日は同公民館で販売し、刊行に携わった学芸員の講座もある。今後は講談師による上演会や旧跡巡りツアーなども計画していく。問い合わせは富加町教育委員会、電話0574(54)2177。