荒川豊蔵氏の陶房公開へ 可児市 − 岐阜新聞 Web
荒川豊蔵氏の陶房公開へ 可児市
2017年03月15日09:18
写真:荒川豊蔵氏の陶房公開へ 可児市
整備した陶房。ろくろなど実際に使われた道具が見られる=可児市久々利柿下入会

 岐阜県可児市が4月28日からの一般公開に向けて改修、整備を進める陶芸家、荒川豊蔵氏(1894〜1985年)の同市久々利柿下入会の陶房や居宅などが14日、報道関係者に披露された。

 荒川氏は志野・瀬戸黒で国の重要無形文化財保持者(人間国宝)で、同所で生活しながら作陶に打ち込んだ。敷地内には荒川豊蔵資料館があり公開されているが、新たに陶房や居宅などを整備・公開することで、荒川氏についてより深く知ってもらえるようにする。整備事業は2015年4月に着手し、事業費は約1億2千万円。

 整備したのは陶房、居宅、風呂場で、いずれも木造平屋。陶房ではろくろなどの道具や土、うわぐすりなど荒川氏が使っていた物が見られる。居宅は、解体した離れの古材や瓦などを使い、雰囲気を残しながら改修した。離れはトイレに改修。風呂場は外観はそのままで休憩所にした。

 資料館の開館日はこれまで土日祝日のみだったが、4月からは火〜日曜日になる。資料館の入館料は200円だが、陶房や居宅などは無料で見られる。問い合わせは可児郷土歴史館、電話0574(64)0211。