大学生、消防団員に 奨学金制度創設の大垣市 − 岐阜新聞 Web
大学生、消防団員に 奨学金制度創設の大垣市
2017年03月15日09:21
写真:大学生、消防団員に 奨学金制度創設の大垣市
大垣市消防団の分団長らと顔を合わせた学生ら=大垣市北方町、岐阜経済大学

 4月から岐阜県大垣市消防団に入団を希望する岐阜経済大(同市北方町)の学生8人が13日夜、同大で分団長らと顔合わせをし、消防団活動について説明を受けた。学生は入団者向けに創設された奨学金を受ける予定。26日の入退団式で辞令交付があり、正式に入団する。

 市消防団の団員は条例定数750人に対し、今年1月時点で699人。特に若者の担い手不足が課題となっている。市では4月から、2年以上の活動を条件として、市内の大学生らを対象に月額1万円を給付する奨学金制度を創設。同大学でも独自に同様の奨学金制度を設け、学生の加入を促している。

 入団を希望したのは経営学部や経済学部の新1〜4年生。バレーボールや陸上、駅伝部に所属しており、運動部を通じて加入を募ったところ、「地域のために貢献したい」と手を挙げた。

 顔合わせ会では、分団長らが火災時の出動のほか、操法大会の出場や火災予防運動への参加など年間90〜100回ほどの活動があると説明した。学生たちは引き締まった表情で自己紹介した。経営学部2年の川上翔平さん(20)は「部活動や勉強と両立できるよう頑張りたい」と話した。

 市消防団の山田幸雄団長(66)は「地震など災害時でも消防団の活動が重要になってくる。若い力で地域のために活躍してほしい」と期待した。