土石流の“進撃”許さん 堰堤に漫画タイル − 岐阜新聞 Web
土石流の“進撃”許さん 堰堤に漫画タイル
2017年03月17日08:31
写真:土石流の“進撃”許さん 堰堤に漫画タイル
堰堤に設置された「進撃の巨人」をデザインしたモザイクタイル銘板=多治見市笠原町、深山谷第一砂防堰堤

 多治見西高校(岐阜県多治見市明和町)まんが部の生徒が人気漫画「進撃の巨人」の登場人物をデザインし、地場産業のモザイクタイルを使って制作した銘板4点が、同市笠原町の深山谷第一砂防堰堤(えんてい)に設置され、16日に完成報告会が行われた。

 砂防施設の重要性と市民の防災意識向上を目的に、国土交通省中部地方整備局多治見砂防国道事務所が、2015年8月に同部に銘板のデザインを依頼。人間を襲う巨人を土石流、巨人から街を守る壁を砂防堰堤になぞらえて同漫画を題材に選び、3年の塩見英里さん、木股玖水さん、遠山日菜さんがイラストを手掛けた。

 銘板は縦横1・5メートル。笠原陶磁器工業協同組合がイラストの色を解析してタイルを製作し、部員33人が1センチ角のモザイクタイルを縦横30センチのシート状に加工した。同事務所が、昨年4月に1点を副堰堤、今年2月に3点を本堰堤に設置した。

 報告会では、同事務所から同部に感謝状が贈られた。塩見さんは「地場産業のタイルを知ってもらいまちの活性化になるといい」、木股さんは「多くの人に砂防を知ってもらうきっかけになればうれしい」と話していた。


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