春よ来い!ひし餅作り 高山市の民宿 − 岐阜新聞 Web
春よ来い!ひし餅作り 高山市の民宿
2017年03月18日09:04
写真:春よ来い!ひし餅作り 高山市の民宿
5色の餅を切る水野美代子さん=岐阜県高山市一之宮町、農家民宿みづの荘

 4月3日に岐阜県高山市一之宮町の飛騨一宮水無神社で開かれる「飛騨生きびな祭」(同神社、蚕糸農業奉賛会、岐阜新聞・ぎふチャン主催)に向け、5色のひし餅の生産が同町の農家民宿みづの荘で進んでいる。

 生きびな祭で提供しようと、30年ほど前から同町で作られてきた。かつては20人ほどが手掛けたが、高齢化などで同民宿のおかみ水野美代子さん(69)のみになった。

 雪を表す白と土の茶、若葉の緑、花の桃色、実の黄の5色。もち米は自家製で、キビとヨモギ、赤カブ、カボチャで色を付ける。ひな祭りが1カ月遅い飛騨地域で、ひな飾りに供える家庭から注文もあるという。

 「雪解けが進んで土が見えるようになると、ひし餅を作る時期が来たとワクワクする」。水野さんは17日、前日につき、着色した餅を1片約6センチ、厚さ約1・5センチのひし形に切り、袋に詰めた。

 5色のひし餅は生きびな祭のほか、みづの荘などで販売される。