美濃和紙の里会館、新装開館 − 岐阜新聞 Web
美濃和紙の里会館、新装開館
2017年04月15日08:33
写真:美濃和紙の里会館、新装開館
新設された美濃和紙の歴史を紹介した映像が見られるコーナー=美濃市蕨生、美濃和紙の里会館

 岐阜県美濃市蕨生の美濃和紙の里会館が15日、リニューアルオープンする。美濃和紙の歴史を映像で紹介するコーナーや、生活に美濃和紙を取り入れた暮らしを提案した展示を新設。伝統の発信とともに紙業振興に重点を置いた。

 1994年10月に開館。2014年に本美濃紙がユネスコ無形文化遺産に登録されて以降、紙すき体験を目当てにした来館者が増えている。展示品の充実と館内の改修のため、約4200万円を掛けて今年2月から工事を進めてきた。

 主に2階の常設展示室を改修。1300年の歴史を誇る美濃和紙について分かりやすく説明した映像のコーナーや本美濃紙エリアを新設し、従来からある和紙の製造工程を紹介したジオラマの解説を充実させた。また、木製家具メーカー飛騨産業(高山市)や多治見市美濃焼振興協会などの協力を得て、飛騨家具や美濃焼などを置いた洋室と和室に美濃和紙の製品を並べ、美濃和紙の新たな可能性を探っている。

 14日には内覧会が開かれ、紙業関係者や地域住民らが館内を見て回った。15日は入館無料で、午前9時45分から式典が行われる。