電子マネー買わせる詐欺 県内で急増、昨年39件 − 岐阜新聞 Web
電子マネー買わせる詐欺 県内で急増、昨年39件
2017年04月16日08:59

 コンビニなどで電子マネーを買わせる手口の特殊詐欺「電子マネー詐欺」が、岐阜県内で急増している。県警によると、昨年の被害は39件、約2600万円に上り、前年から件数、金額とも2倍以上に増加。被害額だけみれば、一昨年から約20倍増となった。

 電子マネー詐欺は、「有料サイトを閲覧したので支払いが必要」などと電話やメールがあり、コンビニでプリペイドカード式の電子マネーを購入してカード裏側の番号を教えるよう求められる。犯人はその番号を使って換金などをするという。

 これまでは、現金の受け渡しとして、犯人とじかに接触する「手渡し型」や現金自動預払機(ATM)を使った「振り込め型」が多かった。一方で、金融機関の窓口で多額の現金を引き出した場合に通報する「全件通報」が定着し、ATMでもャッシュカードを使った振り込みに限度額が設けられるなどの対策が講じられ、詐欺グループが成功率の高い電子マネー詐欺に手口を変えたとみられる。

 県警とコンビニの業界団体は連携して昨年12月、県内のコンビニで10万円以上の電子マネーを買う際は全て通報する「電子マネー通報」の運用を開始。担当者は「オレオレ詐欺や還付金詐欺が減る中、大きな課題。電子マネー通報を浸透させたい」と話している。