田口福寿会が給付型奨学金を創設 − 岐阜新聞 Web
田口福寿会が給付型奨学金を創設
2017年04月20日08:06

◆一人親家庭の大学進学者対象

 公益財団法人田口福寿会(岐阜県大垣市田口町、田口義隆会長)は、財団設立50周年を記念し、一人親家庭の大学生を対象にした給付型奨学金を新たに創設する。

 同財団は、西濃運輸(現セイノーホールディングス)の創業者で同財団創設者の故田口利八氏と妻の故このゑさんが私財を寄付して1967年11月に設立した。これまで母子家庭の高校生を対象にした奨学金のほか、教育や社会福祉、芸術文化、スポーツなどの分野で助成を行ってきた。

 新たに創設する奨学金の対象は、県内の公立高校出身で、国内の国公立大に進学する、一人親家庭の生徒であることなど。高校10校ほどから推薦を受けて毎年18人程度を選考する。

 奨学金は、入学一時金30万円と、月額5万円を最長4年間(医学部などは6年間)支給する。早期に奨学生を内定し進学に向けて勉強に専念してもらおうと、高校3年の11月末までに内定者を決定する。

 同財団は「母子家庭の高校生支援に力を入れてきた創設者の思いを継ぎ、一人親家庭の大学生を支援していきたい」としている。