女性研究者51人紹介 4機関が冊子発行 − 岐阜新聞 Web
女性研究者51人紹介 4機関が冊子発行
2017年04月21日09:31
写真:女性研究者51人紹介 4機関が冊子発行
冊子「女性研究者 研究の『種』のほん」を示す林正子副学長=岐阜市柳戸、岐阜大

 女性研究者の育成支援で連携する岐阜大、健康食品・医薬品製造のアピ(岐阜市)など4機関が、所属する女性教員、社員ら計51人の研究内容を紹介した冊子「女性研究者 研究の『種』のほん」を発行した。一言アピールや共同研究を希望する分野も載せており、編集責任者の林正子岐阜大副学長(多様性人材活力推進担当)は「新たなつながりが生まれ、地域貢献や研究力向上といった実を結ぶきっかけになれば」と話している。

 構成機関はほかに岐阜薬科大、岐阜女子大。4機関は文部科学省の補助を受けた「清流の国輝くギフジョ支援プロジェクト」の一環で、2015年度から女性が代表者を務める複数機関の共同研究を後押ししている。

 冊子は各研究者の強みや持ち味を発信し、企業などとの新たな共同研究や、社会課題の解決につなげようと製作。趣旨に賛同した女性研究者について、経歴や研究のキーワードを添えて各1ページで紹介した。

 研究テーマは▽学校給食におけるアレルギー対応食の多様化▽難治性卵巣がんの治療▽地域医療における薬剤師の役割▽高齢期の住まいや暮らし方▽ローヤルゼリーの研究と開発―などと多彩で、教材開発や臨床研究で連携を希望する教員も。

 プロジェクトの実施責任者でもある林副学長は「岐阜の女性研究者の活躍を知ってもらうことで地元に目を向け後に続く若い世代が増えたら」と願った。

 冊子はA4判64ページで、4千部を発行。岐阜大男女共同参画推進室のウェブサイトからもダウンロードできる。問い合わせは同室、電話058(293)3397。