子育て困窮家庭支援 多治見のNPOが基金 − 岐阜新聞 Web
子育て困窮家庭支援 多治見のNPOが基金
2017年05月17日08:16
写真:子育て困窮家庭支援 多治見のNPOが基金
講演会終了後、活動に賛同し募金をする来場者=多治見市虎渓山町、とうしん学びの丘エール

 岐阜県多治見市のNPO法人「ママズカフェ」(山本博子理事長)は、子育てに行き詰まっている家庭を直接支援する「ママズ基金」を立ち上げ、同市虎渓山町のとうしん学びの丘エールで記念講演会を開いた。

 基金は、同法人が市の委託で運営する育児支援施設「ファミリー・サポート・センター」の一時預かりなどのサービスで、必要性に応じ利用者に対し利用料金の一部を補助する仕組み。経済的に苦しかったり、祖父母と離れて暮らしたりして子育てに悩みを抱えているものの、料金を負担に感じて利用をためらう人もいることから基金を立ち上げた。

 講演会は、子どもの貧困や虐待の現状を知ってもらおうと開き、約220人が来場。こどもソーシャルワークセンターの幸重忠孝代表(43)=大津市=が、福祉制度の隙間で困っている子どもたちを、地域で支える仕組みについて事例を交えて語った。

 会場には募金とインターネット上で資金を募る「クラウドファンディング」のブースを設けた。クラウドファンディングは女性クリエーターのエプロンやバッグなどが返礼品としてもらえるとあって、注目を集めていた。

 基金の目標額は100万円。3年間効果を検証し、行政に制度化を提言する。