東海環状道で「ワイヤ柵衝突」復旧訓練 中日本高速 − 岐阜新聞 Web
東海環状道で「ワイヤ柵衝突」復旧訓練 中日本高速
2017年06月15日09:16
写真:東海環状道で「ワイヤ柵衝突」復旧訓練 中日本高速
ワイヤロープに衝突して立ち往生した事故車周辺のワイヤを取り外す作業員=関市、東海環状自動車道

 対面通行の正面衝突を防ぐのに効果が高いとされるワイヤロープの防護柵が試験設置された東海環状自動車道富加関インターチェンジ(IC)−美濃関ジャンクション(JCT)区間で、事故対応訓練が行われ、中日本高速道路名古屋支社などの30人が迅速な事故復旧の流れを確認した。

 同支社によると、管内では過去5年間に暫定2車線区間で2件の正面衝突事故が発生しており、対策として、高速道路各社が試験的にワイヤを設置し、効果を検証している。

 同社が今春、高速道路の暫定2車線の一部区間で、従来のラバーポールに代えてワイヤを設置した。富加関IC−美濃関JCT区間では1・8キロにわたって取り付けた。試験設置された区間ではワイヤに衝突した事故が4件発生したが、いずれも対向車線にははみ出さなかった。

 訓練は、迅速な現場の復旧作業を進めるため、ワイヤが設置された区間で全国で初めて行われた。トラックがワイヤに衝突して立ち往生した事故を想定。県警高速隊などが上下線を通行止めにし、同社の緊急車両などが現場に駆け付け、作業員がワイヤと支柱を取り外し、立ち往生していたトラックをレッカー移動させた。

 同社岐阜保全・サービスセンターの永井伸幸所長は「予定していた時間内に作業を終えられた。現場で関係機関と連携する上で、もっと声を掛け合えればなおよかった」と話した。