岐阜市の乳児殺人遺棄から半年 母親の特定難航 − 岐阜新聞 Web
岐阜市の乳児殺人遺棄から半年 母親の特定難航
2017年06月15日09:50
写真:岐阜市の乳児殺人遺棄から半年 母親の特定難航
駅の利用客に情報提供を呼び掛けるチラシを配る警察官=岐阜市橋本町、JR岐阜駅北口

 昨年12月に岐阜市の神社境内で生後間もない乳児の遺体が見つかってから、15日で半年を迎える。県警特別捜査本部は殺人と死体遺棄事件として捜査を進めているが、犯人像は見えていない。遺体の入っていたリュックサックにあった物品を新たに公開し、情報提供を呼び掛けている。

 新たに公開したのは、ビューラーと消しゴム1個。100円ショップで売られている商品という。

 特捜本部は現在20人体制で、現場周辺の防犯カメラの分析を進めるとともに、近隣住民や産婦人科のある病院などへの聞き込みを実施。事件について知っている可能性が高い母親の特定に力を入れている。ただ、捜査関係者は「母親を特定すれば、犯人逮捕へ大きく前進すると思ったが、予想以上に難航している」と話す。

 リュックなどの写真を載せたチラシを新たに作成し、14日には、事件現場の熊野神社(岐阜市本荘)とJR岐阜駅北口(同市橋本町)で、通行人らに配って情報提供を呼び掛けた。

 事件は、昨年12月15日、神社境内の木の根元で、白いリュックの中から乳児の遺体が見つかった。へその緒が残ったままで、目立った外傷はなかったが、鼻と口をふさがれて窒息死した可能性が高い状態だった。

 情報提供は特捜本部、電話058(263)0110。