東北の未来描きたい 大垣東高生の活動 − 岐阜新聞 Web
東北の未来描きたい 大垣東高生の活動
2017年06月18日09:37
写真:東北の未来描きたい 大垣東高生の活動
子どもに手作りの絵本を読み聞かせる大垣東高校の生徒=大阪市内

◆被災地訪問、手作り絵本贈り続ける

 東日本大震災で被災した福島県相馬市などを訪問し、手作り絵本を贈る活動を続けている大垣東高校(岐阜県大垣市美和町)の生徒らが、大阪市内で開かれた復興庁のイベント「復興フォーラムin大阪」のワークショップに参加し、来場した子どもたちに絵本の読み聞かせをした。吉野正芳復興相から「活動を続けてくれてありがとう」と激励を受けた。

 絵本は生徒が考えたストーリーで、飛び出す仕掛けなどもある。数カ月間をかけて作り上げた。震災が発生した2011年の秋から毎年福島県に届けており、これまでに約600冊を贈った。生徒有志や卒業生らが現地を訪れ、子どもたちに読み聞かせる活動にも取り組んでいる。

 こうした支援活動を知った同庁からフォーラムに招待された。今年3月に福島県を訪問した、いずれも3年の上田青奈さん(17)、北倉七海さん(18)と卒業生が、手作り絵本約40冊を会場に並べ、子どもたちに読み聞かせをした。

 吉野復興相に活動を通じて感じたことを伝え、「これからも続けていきたい」と抱負を語った。

 生徒たちと支援活動に取り組む同校で美術を教える金田典子さんは「6年がたち、『もう復興支援は十分では』と言われることもあった。でも、続けてきたからこそこうした新しい機会をいただいた。必要とされる限り続けたい」と力を込めた。