事実婚社員に祝い金 関の企業が就業規則改定 − 岐阜新聞 Web
事実婚社員に祝い金 関の企業が就業規則改定
2017年06月28日08:34
写真:事実婚社員に祝い金 関の企業が就業規則改定
トイレ入り口に貼られた、LGBTを示す虹色のマーク=27日午後、関市肥田瀬、早川工業

◆LGBTの権利を尊重

 岐阜県関市肥田瀬の金属プレス・金型加工の早川工業は、レズビアンやゲイなど性的少数者(LGBT)同士の事実婚の社員に結婚祝い金を支給するなど、LGBTの権利を尊重するよう就業規則を改定し、7月から施行する。県によると、LGBTに配慮し、就業規則を改定する企業は県内では「初めてではないか」としている。

 改定した就業規則は、結婚の定義として同性婚を認め、配偶者の規定も同性の相手を含めており、結婚の祝い金なども支給するようにした。同性婚は法律では認められていないため、事実婚を想定している。

 大野雅孝社長(50)が「社員が個性を発揮できる会社を目指すための判断。会社が生き残るために多様な人材が不可欠」として、昨秋から社内研修を行うなど準備を進めてきた。今後の社員採用予定は未定だが、エントリーシートでも男女に限定しないような記載を検討している。

 LGBTを巡っては、東京都渋谷区などが同性カップルにパートナーとしての証明書を発行しているほか、大手家電メーカーなどが同性婚を認めている。早川工業がある関市も、昨年8月に性の多様性を認めることをうたうフレンドリー宣言を行っている。