白鳥、原色の夏 拝殿踊り、げたの音響く − 岐阜新聞 Web
白鳥、原色の夏 拝殿踊り、げたの音響く
2017年07月10日07:50
写真:白鳥、原色の夏 拝殿踊り、げたの音響く
廻灯籠の下で踊る踊り手ら=郡上市白鳥町長滝、長滝白山神社

 岐阜県郡上市白鳥町長滝の長滝白山神社で9日、国選択無形民俗文化財の「白鳥の拝殿踊り」が行われた。今年は白山開山1300年という記念の年。関係者や踊り手は、白山や白山信仰に思いをはせながら、素朴な踊りを楽しんだ。

 三味線や太鼓、笛などのおはやしはなく、唄とげたの音、手拍子だけで踊るのが特徴。また、白山の神のお告げを唄や踊りに変えて伝えられてきたといういわれもある。

 厳かな雰囲気の拝殿で発祥祭の神事が執り行われ、午後8時になると、代表的な曲「場所踊り」が始まった。拝殿につるされた廻灯籠(まいどうろう)の下、音頭取りの伸びやかな唄声に合わせ、大勢の踊り手が輪を広げ、拝殿は幻想的な雰囲気に包まれた。

 白鳥拝殿踊り保存会の見付義勝会長(79)は「この踊りを愛する私たちにとって1300年の記念の年に踊ることができるのは大変うれしい」と話した。

 拝殿踊りは8月16、17、20日、9月24日に実施。白鳥神社、前谷白山神社、野添貴船神社など場所を変えて行われる。


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