平和への願い共鳴 終戦の日 − 岐阜新聞 Web
平和への願い共鳴 終戦の日
2017年08月16日08:58
写真:平和への願い共鳴 終戦の日
平和を願い、鉦を打ち鳴らす市民=高山市役所

 72回目の終戦の日となった15日、岐阜県内各地で戦没者の追悼式などが行われた。郡上市、高山市では、平和を願う鐘の打ち鳴らしが行われ、市民が心を静めて平和への誓いを新たにした。

◆心を一つに絆の鉦打つ 高山市役所

 高山市役所では、國島芳明市長らが「平和への絆」の鉦(かね)を打ち鳴らし、戦没者への追悼の意と平和への願いがこもった鉦の音が響いた。

 全国戦没者追悼式の黙とうに合わせ、國島市長が正午に鉦を打ち鳴らした。集まった市民や市職員ら約110人は鉦を聞きながら黙とうをささげた。

 打ち鳴らしの前には、今年行った「高山市平和都市宣言」を参加者全員で朗唱した。

◆17時間、鐘の音絶えず 郡上市・正法寺

 郡上市白鳥町為真の薬王山正法寺では、平和を願う「千点鐘(せんてんしょう)の集い」が行われた。午前5時から午後10時まで17時間にわたり1分ごとに鐘が突かれ、参拝者が平和を祈った。

 同寺管主の西澤英達さん(70)が1987年に比叡山で開催された「宗教サミット」に参加したのを機に「平和のために何か行動できないか」と始め、31回目。

 鐘楼に多くの千羽鶴が飾られ、祭壇には地蔵と戦没者を慰霊する位牌(いはい)が並べられた。参拝者は順に焼香して鐘を突き、静かに手を合わせていた。