大雨で被害相次ぐ 美濃と恵那、住宅に土砂 − 岐阜新聞 Web
大雨で被害相次ぐ 美濃と恵那、住宅に土砂
2017年08月19日08:45
写真:大雨で被害相次ぐ 美濃と恵那、住宅に土砂
土砂崩れが発生し、車4台が巻き込まれた現場付近=19日午前0時5分、瑞浪市釜戸町

 暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、岐阜県内は18日、豪雨となり、可児市は同日午後11時15分、土砂災害の恐れがあるとして、帷子、春里、姫治の150世帯390人に避難指示を発令した。

 6市町村の最大2万1176世帯に一時、避難勧告が出た。美濃市、恵那市では崖崩れが発生し、住宅に土砂が流入したほか、山県市や郡上市、多治見市の林道で土砂崩れが起きるなど各地で被害が相次いだ。

 岐阜地方気象台によると、同日午後10時30分に可児市付近で約100ミリの大雨を記録した。県は午後10時20分に災害対策本部を設置した。県災害情報集約センターなどによると、岐阜市や本巣市など5市1町で18日未明、記録的短時間大雨情報が出されたほか、11市5町で土砂災害警戒情報が出た。

 恵那市山岡町では小里川があふれ、陶器製造工場1棟が浸水した。同町の久保原川もあふれ、周辺の市道や田んぼが冠水した。

 土岐市では、県道土岐可児線が冠水で一時全面通行止めとなった。美濃市では、県道上野関線、同白山美濃線は土砂流出で全面通行止めとなり、撤去作業が続いている。

 JR東海によると、高山線や中央線で特急などが運休。長良川鉄道は美濃市―郡上八幡間で運休し、19、20日も同区間で終日バスによる代行運転を決めている。

 高速道路も大雨の影響で、東海環状自動車道可児御嵩インターチェンジ(IC)―土岐南多治見ICと東海北陸自動車道美濃IC―美並ICで一時通行止めとなった。

 中部電力岐阜支店によると、落雷の影響で恵那市の明智町など約700戸が最大2時間24分停電した。