遺族「転倒と思えない」 高山の介護施設5人死傷 − 岐阜新聞 Web
遺族「転倒と思えない」 高山の介護施設5人死傷
2017年08月19日12:18
写真:遺族「転倒と思えない」 高山の介護施設5人死傷
県が立ち入り調査した介護老人保健施設「それいゆ」=18日午前8時36分、高山市桐生町

 岐阜県高山市桐生町の介護老人保健施設「それいゆ」で7月末から80〜90代の高齢者5人が相次いで死傷した問題で、8月6日に部屋で倒れているのが見つかり、搬送先の病院で翌7日に脳挫傷などで死亡した女性(93)の長女(70)は、岐阜新聞の取材に「最初は、母は自分で転倒して亡くなったと思っていたが、今はそうは思えない」と話した。

 女性は足が弱ったため、リハビリをかねて、8月1日に同施設の2階の認知症の専門棟に入所した。職員の対応に、不審な点はなかったといい、丁寧に介助をしていた印象を持ったという。

 ただ、女性の搬送直前に施設から「転んだので病院に運ぶ」との報告を受けたが、詳しい説明はなかったという。入所中も元気であることは分かっていたが、女性の日頃の様子を職員から聞くことはなかった。