窯業原料が川流入 瑞浪市釜戸、床上浸水 − 岐阜新聞 Web
窯業原料が川流入 瑞浪市釜戸、床上浸水
2017年08月19日14:17
写真:窯業原料が川流入 瑞浪市釜戸、床上浸水
御湯川の水があふれ、窯業原料が混じった泥が流出した住宅地=19日午前11時20分、瑞浪市釜戸町

 暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、岐阜県内は18日から19日未明にかけて豪雨となり、可児市帷子、春里、姫治地区の150世帯390人に一時、避難指示が発令された。美濃市、恵那市では崖崩れが発生し、住宅に土砂が流入したほか、山県市や郡上市、多治見市の林道で土砂崩れが起きるなど各地で被害が相次いだ。

 県災害情報集約センターなどによると、避難勧告が18日朝から夕方にかけて瑞浪市や土岐市など6市町村の最大2万1176世帯に、夜遅くから19日未明にかけても両市など5市町で最大1万8159世帯に避難勧告が出た。

 瑞浪市釜戸町では、窯業原料が入った土のう袋が御湯川に落下し川をふさいだため、原料が混じった川の水が周辺にあふれ、少なくとも1棟で床上浸水し、2棟で床下浸水したほか、車1台が立ち往生し、土砂の撤去作業が続いている。住民の女性(82)は「(18日午後10時ごろ)外に出てみたら一面真っ白になっていた。60年ほど住んでいるけど、こんなことは初めて」と話した。

 土岐市泉町では、山からの出水で県道河合多治見線が、瑞浪市では土砂崩れによる市道天徳本郷線がいずれも全面通行止めとなっている。

 公共交通機関は、長良川鉄道の美濃市駅−郡上八幡駅間で線路の一部に土砂が流入したため運休し、19、20の両日はバスでの代行運転となる。

 また羽島市で最大約1200戸、可児郡御嵩町で最大約2300戸でそれぞれ停電があったが全戸復旧した。