副業で働き方改革 中小支援プロジェクト − 岐阜新聞 Web
副業で働き方改革 中小支援プロジェクト
2017年08月29日09:23
写真:副業で働き方改革 中小支援プロジェクト
「副業・兼業」の意義を語る松村克彦さん(左)と正能茉優さん=名古屋市内

 各務原商工会議所とNPO法人G−net(岐阜市吉野町)は「副業・兼業」といった新しい働き方を提案し、人手不足などに悩む中小企業を支援する「地域課題解決プロジェクト」を始めた。キックオフイベントとして、副業を先進的に実践する企業幹部らを講師に招いたセミナーを名古屋市内で開き、意義や可能性を語った。

 講師は障害者支援団体で経営コンサルタントを務める、サイボウズ執行役員の松村克彦さんと、地域の特産品をかわいらしくアレンジして若者に販売する「ハピキラファクトリー」社長で、ソニー社員として新商品開発も手掛ける正能(しょうのう)茉優(まゆ)さん。

 正能さんは時間配分表を作成し、「『1時間』の質をどう高めるか」を考えて複数の業務に当たっている点を紹介。一方で「現場の理解」を課題として挙げ、多様な働き方を受け入れる風土づくりの必要性を訴えた。

 松村さんも、少子化が加速し「副業が広がらないと働き手が減り、企業倒産が増えるリスクが高まる」と、働き方改革の推進を力説した。

 課題解決プロジェクトは今後、参加企業や個人を募り、商品開発やマーケティングなどを実践していく。