古戦場の絆結ぶ 関ケ原町、ワーテルローと協定 − 岐阜新聞 Web
古戦場の絆結ぶ 関ケ原町、ワーテルローと協定
2017年09月02日08:31
写真:古戦場の絆結ぶ 関ケ原町、ワーテルローと協定
協定の締結式に出席する(右から)古田肇知事、西脇康世関ケ原町長、ナタリ・ドゥ・パーク・ロックマリア代表、ジール・マイユ州知事=8月31日、ベルギー・ブレン・ラルー、メモリアル1815

 天下分け目の決戦地関ケ原古戦場の再整備を進める岐阜県不破郡関ケ原町は31日、ベルギーのブレン・ラルー市でワーテルロー古戦場の管理団体と姉妹協定を締結した。協定を通じ連携を深め、歴史遺産の保全や文化観光の推進を図る。

 米国・南北戦争の激戦地「ゲティスバーグ古戦場」があるペンシルベニア州ゲティスバーグ区の国立軍事公園と昨年9月に交わした協定に続く締結。

 ワーテルロー古戦場はナポレオン戦争の激戦地で知られ、ブラバン・ワロン州などベルギー1州4市が管理している。協定では▽史跡を維持するための手法や技術の共有▽保有する史料の展示協力▽古戦場職員の研修や交流−といった相互協力を定めた。

 ワーテルロー戦後200周年に合わせて整備された「メモリアル1815」のビジターセンターで締結式があり、西脇康世町長と管理団体のナタリ・ドゥ・パーク・ロックマリア代表が協定書に署名した。

 西脇町長は「戦争に学びながら平和を訴え、古戦場の魅力を世界に伝えたい」、古田肇知事は「歴史の大きな転換点となった両古戦場の“大交流時代”をつくり上げたい」とあいさつ。ドゥ・パーク・ロックマリア代表は「互いの関係を深めるため、教育プログラムの開発や史料の相互提供などを検討する」と述べた。