100円玉大のペースメーカー心臓内部に取り付け 県内初 − 岐阜新聞 Web
100円玉大のペースメーカー心臓内部に取り付け 県内初
2017年09月08日08:18
写真:100円玉大のペースメーカー心臓内部に取り付け 県内初
新しいリードレスペースメーカー(右)。左は胸部の皮膚の下に埋め込む一般的なペースメーカー

 大垣市民病院(岐阜県大垣市南頬町)は7日、不整脈の患者に対し、心臓内部に100円玉大の小型ペースメーカーを直接取り付ける新しい手術を県内で初めて行ったと発表した。足の付け根からカテーテルを通して取り付ける手術で、患者の負担、合併症を減らすことができるという。

 従来のペースメーカーは胸を切開して皮膚の下に埋め込み、本体から出る電気刺激を細長い電極(リード)を通じて心臓へ伝える仕組み。一方、新型の「リードレスペースメーカー」はカプセル状で、幅7ミリ、長さ2.59センチ、重さ1.75グラム。リードはなく、本体が直接心臓に電気刺激を与える。

 手術は6日、心臓のリズムが遅くなる徐脈性不整脈の70代と80代の男性患者に行った。2人は7日、歩くこともできるという。手術を担当した循環器内科の森島逸郎部長は「今後改良が進めば多くの患者に使えるようになると思う」と話している。