山城、誘客へタッグ 県が東美濃周遊プラン開発へ − 岐阜新聞 Web
山城、誘客へタッグ 県が東美濃周遊プラン開発へ
2017年09月08日08:32

 岐阜県は、東美濃の三つの山城にスポットを当て、3城を周遊できる新たな観光商品づくりに乗り出す。全国的な山城ブームを受け、3城の周遊スタンプラリーや現地での体験プログラムの開発など山城連携による誘客の相乗効果を目指す。今月21日開会予定の県議会定例会に関連予算案1千万円を計上する。

 連携促進に取り組むのは、日本100名城で日本三大山城の一つの岩村城(恵那市)と続日本100名城の苗木城(中津川市)、美濃金山城(可児市)。

 東美濃では、県とリニア中央新幹線沿線7市町が「ひがしみの歴史街道協議会」を今年7月に設立。県は山城を東美濃の観光資源の一つとして位置付け、各城周辺での体験プログラムの造成や観光ガイドの養成、ご当地グルメの開発などに取り組む。

 3城は、山城ブームの影響で来場者が増加傾向にあり、年間の観光客は計約12万5千人。3城の近くには歴史資料館などの施設があり、こうした施設の共通入場券の販売も検討する。

 3城はいずれも城跡で、女城主で知られる岩村城の周辺は城下町の古い町並みが残る。苗木城は天然の巨石を組み合わせた石垣と眺望が特徴。戦国武将の森蘭丸にゆかりある美濃金山城は破壊された状態で残るなど歴史的価値が高い。苗木、美濃金山城は国史跡。