中央道事故でトラック運転手逮捕「アプリ起動、脇見」 − 岐阜新聞 Web
中央道事故でトラック運転手逮捕「アプリ起動、脇見」
2017年09月08日08:55

 岐阜県多治見市光ケ丘の中央自動車道の工事現場に大型トラックが突っ込み、積み荷などが下を走る国道248号に落下した事故で、県警高速隊は7日、9人を死傷させたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで、トラックを運転していた大阪府高槻市柱本、村田義明容疑者(47)を逮捕した。

 逮捕容疑は8月30日午後1時45分ごろ、中央道上り線を走行中、舗装工事現場に止まっていた工事車両に衝突し、瑞浪市益見町の会社員建島誠治さん(40)を死亡させたほか、28〜55歳の男性作業員4人に重軽傷を負わせた。弾みで国道に積載物などが落下して乗用車4台が巻き込まれ、19〜60歳の男女4人に軽傷を負わせた疑い。

 同隊などによると、村田容疑者は高槻市を出発し、恵那市に向かう途中だった。「あまり行ったことがなく不安で、(スマホで)地図アプリを起動させようとして脇見した」と供述しているという。車外前方を写していたドライブレコーダーには、追い越し車線から多治見インターチェンジ(IC)方向へ向かったが、すぐに進行方向が右に変わり、衝突する映像が残っているという。現場に目立ったブレーキ痕はなかった。現場は当時、工事のため、多治見ICへの降り口を挟むように約1・6キロにわたって走行車線の通行が規制されていた。

 村田容疑者自身も腰などを打ち入院していたため、同隊は回復を待って逮捕した。今後、村田容疑者立ち会いのもとで、現場で実況見分を行うなど詳しい事故原因を調べる。