山里を彩る寒水の掛踊 − 岐阜新聞 Web
山里を彩る寒水の掛踊
2017年09月10日09:04
写真:山里を彩る寒水の掛踊
背中のしないを揺らして踊る若者たち=9日午後0時42分、郡上市明宝、和田一夫さん方

 寒水(かのみず)の掛踊(かけおどり)(国選択民俗芸能、県重要無形民俗文化財)が9日、岐阜県郡上市明宝寒水で始まった。住民らがにぎやかに太鼓や笛の音を響かせ、奥美濃の山里に秋の訪れを告げた。10日も行われる。

 300年以上の歴史があるとされ、毎年、寒水白山神社の例祭に合わせて住民総出で奉納している。

 同日正午、旧家の和田一夫さん方で打ち出しの「中桁前の踊」が披露され、高さ約3・6メートルのしないを背負った若者たちが、太鼓や鉦(かね)を打ち鳴らしながら優雅に舞い踊った。その後、神社境内で「お庭踊」「拝殿前の踊」も奉納し、豊年満作などを祈願した。