南極の生活、興味津々 児童、昭和基地と交信 − 岐阜新聞 Web
南極の生活、興味津々 児童、昭和基地と交信
2017年09月13日08:12
写真:南極の生活、興味津々 児童、昭和基地と交信
インターネット回線を介し、南極の昭和基地の観測隊員に現地の環境や生活などを尋ねる児童ら=岐阜県揖斐郡大野町稲富、大里研究所ymaホール

 岐阜県揖斐郡大野町稲富の町立北小学校5年生37人が12日、同校近くの大里研究所ymaホールで、南極の昭和基地とインターネット回線をつないで交信し、南極地域観測隊員の伊藤太市さん(43)=北海道=から南極の気候や活動内容などについて話を聞いた。

 パパイヤ発酵食品の研究に取り組む同研究所は、研究員を通じて交流が生まれた伊藤さんの南極での活動を2013年から支援。伊藤さんは、同年から毎年観測隊に加わり、雪上車のメンテナンスなどを担当している。今回、同研究所が観測隊の協力を得て南極教室を初めて企画した。

 児童は、スクリーンに映る伊藤さんら隊員に向けて、南極の気候や基地での暮らしに関する質問を次々と投げ掛けた。伊藤さんは「基地内は半袖で過ごせるが、外の気温はマイナス30度。水はあっという間に凍ってしまう」と南極の厳しい環境を紹介。また、6日に発生した太陽表面の爆発現象「フレア」の影響に触れた「南極ではとてもきれいなオーロラが見えた」との報告もあり、児童は興味津々で聞き入っていた。

 児童は「日本では見ることのできない南極の美しい景色を僕も見てみたくなった」と目を輝かせていた。