「金子氏出ると思っていた」 支持者に動揺 − 岐阜新聞 Web
「金子氏出ると思っていた」 支持者に動揺
2017年09月20日12:20
写真:「金子氏出ると思っていた」 支持者に動揺
次期衆院選への不出馬の意向が伝えられ、後援会関係者からの電話対応に追われる秘書=20日午前10時50分、高山市初田町、金子一義事務所

 自民党の金子一義元国土交通相(74)=衆院岐阜4区、当選10回=が、10月22日投開票を軸に調整が進む次期衆院選に不出馬の意向とわかり9月20日、地元飛騨地域では動揺が広がっている。高山市初田町の後援会事務所には、朝から多くの問い合わせの電話が入り、秘書らが対応に追われた。

 関係者によると、金子氏本人が19日昼ごろから、複数の後援会幹部らに直接電話をした。ある幹部は「本人の意志は固かった」といい、21日午後に同市内のホテルで開く後援会幹部の会合で直接本人から説明があることを明らかにした。

 金子氏の突然の不出馬の意向に後援会内でも戸惑いの声が上がっている。「解散総選挙も突然で、当然(金子氏が)出ると思っていた。準備は整っているのに、なぜなのか」とある幹部は語り、「選挙まで約1カ月しかなく、後継指名もなく、今後は一体どうなるのか」と不安な表情を見せていた。

 後援会では「飛騨から自民党の衆院議員をなくすなと、衆院選が小選挙区制に移行後も頑張ってきた」といい、金子氏の後継者とみられていた秘書で長男俊平氏(39)については、「最近、体調を崩し、東京都内の病院に入院している」という。

 後援会の寺地亮平幹事長は「全力で慰留する。これまで築いてきた地盤をどうするのか」と話した。

 後任候補について、自民党県連が公募する方針を示している。