幻想 きつねの嫁入り − 岐阜新聞 Web
幻想 きつねの嫁入り
2017年09月24日08:45
写真:幻想 きつねの嫁入り
幻想的なたいまつの明かりの中、瀬戸川沿いを練り歩くきつね火まつりの「嫁入り行列」=23日午後7時49分、飛騨市古川町殿町

 キツネの顔にメークした男女が花嫁道中や婚礼の儀を繰り広げる「きつね火まつり」(実行委員会主催)が23日、岐阜県飛騨市古川町で開かれ、たいまつを掲げた約70人の行列が古い街並みを練り歩いた。

 まつりは「きつねの嫁入り」のおとぎ話に着想を得て、約30年前に始まった。今年の主役は愛知県稲沢市の会社員磯村元貴さん(27)、幼稚園教諭麻央さん(28)夫妻。麻央さんは古川町の出身で、一般公募の中から選ばれた。

 夕闇が濃くなった午後6時半ごろ、白いひげや赤い鼻などのキツネ顔に化粧した花嫁と花婿がたいまつに先導され、飛騨古川まつり会館前の広場を出発。三寺まいりで知られる真宗寺や円光寺、白壁土蔵が並ぶ瀬戸川沿いなどを厳かに練り歩き、幻想的な風情を醸し出した。