「レオナルド×ミケランジェロ展」準備進む − 岐阜新聞 Web
「レオナルド×ミケランジェロ展」準備進む
2017年10月03日09:16
写真:「レオナルド×ミケランジェロ展」準備進む
ダビンチ、ミケランジェロそれぞれの「レダと白鳥」の表現がしのばれる油彩画を確認する学芸員ら=岐阜市大宮町、市歴史博物館

◆5日開幕、岐阜市歴史博物館に作品搬入

 5日に開幕する「レオナルド×ミケランジェロ展」(岐阜市、岐阜新聞・ぎふチャンなどでつくる実行委員会主催)に向け、岐阜市大宮町の市歴史博物館で準備が進んでいる。2日までに、素描や油彩画が続々と到着。イタリアの所蔵元から学芸員も訪れ、入念に確認を行った。

 レオナルド・ダビンチとミケランジェロ・ブオナローティというルネサンスの巨匠を対比する日本初の展覧会。約18万人が来場した東京会場から、約70点が美術品専用のチームによって搬入された。

 このうち、神話の「レダと白鳥」を描いた油彩画2点は、両巨匠それぞれの作品を模倣した追随者による作品。学芸員らが移送による傷みがないかを確認し、展示位置や方法を細かく調整した。

 ウフィツィ美術館のファウスタ・ナバーロ学芸員は「レオナルドは自然など“外”に、ミケランジェロは精神的な“内”に関心があった。作品を通して違いを見比べることができる」と話した。

 フィレンツェ市の厚意で岐阜会場のみに並ぶテンペラ画「闘う騎士たち」も到着。ベッキオ宮殿のセレナ・ピーニ学芸員は「躍動的に描かれた馬を見てほしい。壁画制作の過程を知ることができる」と解説、ピサとの戦いを描いており「この地の歴史に関心を寄せてもらえれば」と話した。