台風、衆院選直撃 投票所と避難所重複、開票影響も − 岐阜新聞 Web
台風、衆院選直撃 投票所と避難所重複、開票影響も
2017年10月21日08:57

 超大型で強い台風21号は20日、フィリピンの東の海上を北上した。21、22日は沖縄・奄美と九州、22〜24日は太平洋側を中心に西日本から北日本の広い範囲で大荒れの天気となる見通しで、気象庁は土砂災害や河川の増水、低地の浸水に厳重な警戒を呼び掛けた。

 台風21号が衆院選投開票日の22日に接近した場合に備え、岐阜県内42市町村の選挙管理委員会が対応を協議している。半数以上の市町村で災害時の避難所と投票所が重複する施設があり、投票時間の繰り上げなどの対応を迫られるケースがありそうだ。一方、各候補者の陣営は悪天候に備え、期日前投票に力を入れている。

 避難所と投票所が重複する市町村の選管では多くが対応可能とするが、瑞浪市は「避難者が多くなれば対応を変えざるを得ない」と警戒する。加茂郡七宗町などは、開票所へ投票箱を運ぶ道路が雨量規制で通行止めになる場合も考えられ、「開票作業の開始が遅れる可能性がある」とする。

 台風の接近に各陣営も気をもむ。自民前職候補の選対幹部は「投票に行かない人が出てくる」と投票率の低下を懸念。無所属新人候補は20日に岐阜市で開いた集会で期日前投票を呼び掛けた。

 岐阜地方気象台によると、台風は22日午後から23日朝にかけて強い勢力を維持したまま岐阜県に接近する可能性があり、早ければ22日午後にも大雨警報の発令が予想される。