レオナルド×ミケランジェロ展、ナイトツアー始まる − 岐阜新聞 Web
レオナルド×ミケランジェロ展、ナイトツアー始まる
2017年10月25日07:53
写真:レオナルド×ミケランジェロ展、ナイトツアー始まる
レオナルド×ミケランジェロ展でナイトツアーがスタート。望月良親学芸員の解説に参加者が耳を傾けた=岐阜市大宮町、市歴史博物館

◆数々の展示、学芸員が解説

 岐阜市大宮町の市歴史博物館で開催中の「レオナルド×ミケランジェロ展」で、学芸員による展示品の解説を聞きながら会場を巡る「ナイトツアー」が始まった。11月23日までの会期中、土日、祝日を除いて毎日午後6時から開催する。

 イタリア・ルネサンスを代表する巨匠レオナルド・ダビンチ、ミケランジェロの芸術を対比する初の企画。解説の要望が多く寄せられることから、日中の混雑を避けて開くことにした。

 初回は望月良親学芸員が素描や手稿などに表れた両巨匠の創造の軌跡を分かりやすく解説した。素描については「ルネサンス期は作品を工房で手掛けることも多いが、素描は作家本人の構想が直接表される。全ての創造の源」と価値を説明。特徴的な鏡文字を書いたダビンチの手稿に関しては「右から左に書くアラビア文字の影響もあり、彼にとって特別なことではなかったのでは」と所蔵元研究者の見解を紹介した。

 「十字架を持つキリスト」像については「ミケランジェロの作品だと分かったのが2000年。それ以前は知られていなかったため、ナチス時代にも国外に持ち出されるのを避けられた。今回の展示は日本初公開の貴重な機会です」と話した。

 ツアーは特別展観覧者は自由に参加でき、参加者にオリジナルグッズが贈られる。開館時間は午後7時まで。