レオナルド×ミケランジェロ展、解説始まる − 岐阜新聞 Web
レオナルド×ミケランジェロ展、解説始まる
2017年11月02日08:46
写真:レオナルド×ミケランジェロ展、解説始まる
ギャラリートークで、画家の視点から巨匠の素描を読み解く山本真一さん=岐阜市大宮町、市歴史博物館

◆2大巨匠の画法に迫る

 岐阜市大宮町の市歴史博物館で開催中の「レオナルド×ミケランジェロ展」(岐阜市、岐阜新聞社、岐阜放送などでつくる実行委員会主催)で1日、ギャラリートークが始まった。加藤栄三・東一記念美術館学芸員で院展特待の日本画家でもある山本真一さん(50)が、会場を巡りながら「レオナルドとミケランジェロのデッサンを読む」と題して解説した。

 ルネサンス期の芸術家がとりわけ重視した素描について、画家の視点から理解を深めようと企画。美術ファン30人余りが集まった。

 山本さんは左利きのレオナルド・ダビンチならではの右下がりの線や、線を交差させて立体感を出すミケランジェロの画法について紹介。ダビンチの素描の技術を「最小限の線で最大の効果を出し、その人にしか出せない雰囲気を出す。非常にうまい」と偉大さに触れた。ミケランジェロについても、習作でひざの位置を試行錯誤した跡などを示し、巨匠の創造の過程を読み解いてみせた。

 同企画は23日までの会期中、毎週水曜日午後4時から行われる。

 この日は同時に「宿命の対決投票! レオナルドvsミケランジェロ 天才はどちらだ!?」と題した観覧者参加企画も始まった。投票は19日まで受け付け、20日に開票する。