最先端観測装置に感激 Sカミオカンデ公開 − 岐阜新聞 Web
最先端観測装置に感激 Sカミオカンデ公開
2017年11月05日08:13
写真:最先端観測装置に感激 Sカミオカンデ公開
巨大なスーパーカミオカンデのタンク上部を見学する参加者=4日午前、飛騨市神岡町、神岡鉱山地下

 岐阜県飛騨市神岡町の神岡鉱山地下にある東大宇宙線研究所のニュートリノ観測装置スーパーカミオカンデが4日、一般公開され、県内外の家族連れら約300人が世界最先端の科学技術に触れた。

 同施設は直径約39メートル、高さ約41メートルの円筒形の水槽で、内部に約1万1千個の光センサーが取り付けられている。1996年の観測開始以来、ニュートリノに質量があることを世界で初めて発見するなど、素粒子物理学の発展に大きく貢献。一昨年12月にはその功績により同研究所長の梶田隆章さんがノーベル物理学賞を受賞した。

 施設の公開は昨年に続いて2回目。日本が世界に誇る実験装置を見学できる貴重な機会とあって、全国から定員の約6倍の申し込みがあった。

 抽選で選ばれた参加者は、5万トンの純水が入った巨大なタンクの上部に立ち、研究者からニュートリノの性質や今後の実験目的などの説明を受けた。