ヤギ活用で意見交換 全国山羊サミット開幕 − 岐阜新聞 Web
ヤギ活用で意見交換 全国山羊サミット開幕
2017年11月05日08:14
写真:ヤギ活用で意見交換 全国山羊サミット開幕
ヤギを使った緑地再生事業について語る渡辺祥二代表=美濃加茂市太田町、シティホテル美濃加茂

 ヤギの飼育や活用について意見を交わす「第19回全国山羊(やぎ)サミットinぎふ」(同実行委員会、全国山羊ネットワーク主催)が4日、岐阜県美濃加茂市太田町のシティホテル美濃加茂で始まった。初日は、市内外でヤギの除草による緑地再生事業「ヤギさん除草隊」に取り組む事業者などが成果を発表した。サミットは5日まで。

 ヤギの飼育技術などに関する成果の共有と情報発信を目的に毎年開催。今年は「ヤギを感じ、学び、働き、つながる」をテーマに畜産従事者や研究者らが取り組みを発表した。

 基調講演では、市や岐阜大と協働で同除草隊に取り組み5年目を迎えた農業生産法人「フルージック」の渡辺祥二代表が、これまでの歩みを紹介。

 ヤギのふんを肥料に栽培したサツマイモを使った、地元の加茂農林高校の生徒とのスイーツ開発などを例に、「人と動植物の共生だけでなく、人同士の交流を生み出すことにつながっている」と手応えを語り、「地道に継続することが重要。今後は地域貢献や外来種駆除にも取り組みたい」と抱負を述べた。

 同法人が飼うヤギとの触れ合い教室を開いた地元の蜂屋小学校前校長や同高生、市職員らもそれぞれの立場で成果を語った。

 5日は会場を同市山之上町の日本昭和村に移し、飼育技術講習のほか、一般向けにヤギとの触れ合い体験やスイーツの試食ができる「山羊カフェ」の出店を行う。