式年遷宮御用材 木遣り唄に合わせ運ぶ − 岐阜新聞 Web
式年遷宮御用材 木遣り唄に合わせ運ぶ
2017年11月05日08:54
写真:式年遷宮御用材 木遣り唄に合わせ運ぶ
「木遣り唄」を歌いながら、木曽桧の御用材を運ぶ地元住民ら=中津川市付知町

 伊勢神宮の次期式年遷宮に向けて、岐阜県中津川市の加子母裏木曽国有林で伐採された御用材の「奉迎送祭」が4日、同市付知町の護山神社で執り行われた。

 同神社は江戸期の1840年代、12代将軍徳川家慶の直命で木曽山林の総鎮守として奥社と本社を創建。明治期以降も、神宮備林の守護神として官民の信仰を集めてきた。

 同祭は、式年遷宮に向けて市民の機運を高めようと開催。「伊勢神宮裏木曽奉賛会」をはじめ、古くから神宮備林を守ってきた地元の付知、加子母、川上の住民ら約200人が参加した。

 長さ5・4メートルに切って整えた木曽桧の御用材は、ヒノキの奉曳(ほうえい)車に載せて、加子母と付知の木遣(や)り保存会による「木遣り唄」に合わせて参加者が境内に運び、神事を行った。

 御用材は5日に市中心市街地で披露され、今月中旬に伊勢神宮に送られる。