「貨客混載」長良川鉄道とヤマトが実証実験 − 岐阜新聞 Web
「貨客混載」長良川鉄道とヤマトが実証実験
2017年11月07日08:55
写真:「貨客混載」長良川鉄道とヤマトが実証実験
長良川鉄道の車両に運び込まれ、固定される専用台車=6日午後、関市

 長良川鉄道(岐阜県関市元重町)とヤマト運輸は6日、宅配便の荷物と乗客を鉄道客車で同時に運ぶ「貨客混載」の実証実験を始めた。17日まで実験を行い、安全性の確認やドライバーの労働環境改善を検証する。来年2月にも本格運用をしたい考え。

 新たな収入源を求める長良川鉄道と、運転手不足などが課題のヤマト運輸のメリットが一致した。

 実験は、関駅(関市)−美並苅安駅(郡上市美並町)の約23キロの片道で実施。専用台車を客車に載せて固定し、ヤマト運輸の社員が同乗して運び、美並苅安駅からは別の社員が車で配達した。長良川鉄道で運ぶことで、燃料費節減や効率的な人員配置ができるという。

 実験ではヤマト運輸の社員が客車に同乗するが、本格運用の際は荷物だけを運ぶ。同社によると、宅配業者が鉄道客車で荷物だけ輸送するのは全国初の試みという。